成功や失敗による「学び」は、一生の財産
浦上 由起
デジタルマーケティング&マーケティングオペレーション部 グロースマーケティング課 課長
電気メーカー、通信キャリア、モビリティー事業会社を経て、2017年11月入社。
中途入社ながら、インターネットサービスを立ち上げてきたスキルを活かし、今ではドミノ・ピザの売上を支えるマーケティング部の柱となっている。
女性比率が高いデジタルマーケティング部で、ウーマンパワーを集結させながら仕事に邁進中。
※2021年2月時点
私の仕事は「セールスの種」を作ること
グローバルな環境でマーケティングのスキルを身に付けたいと思い、ドミノ・ピザに転職しました。私がいるグロースマーケティング課には、新規顧客を増やす、そしてテストを実施して売上を伸ばすというふたつのミッションがあります。ひとことで言えば、「セールスの種」を作るような仕事です。
まず新規顧客の獲得については、YouTube、SNS、タイアップ企業、Uber
Eatsなど、社外のどこにどんな広告や情報を掲載したら最も効果的かを、チームメンバーと一緒にプランニングしています。次に、自社ウェブサービスの改善です。既存の見せ方Aと、新しい見せ方Bでは、どちらが売上がアップするのか、お客様にとって使いやすいのかを判断するためにウェブ上で小規模なテストを実施しています。
ウェブの場合、テキストの変更はすぐに出来ますし、新しいツールを導入しても、さほどコストはかかりません。リアルな環境で取りづらいデータも簡単に集められます。しかも、データの信頼性が高いので、集めたデータをもとに改善方法を決めています。この小規模テストは、会社が大きな失敗をして損害を被らないための役割を担っているため、データ分析の際は、多角的な視点で評価をするように心がけています。ある側面では売上がアップしているように見えても、長期的には損失が出るケースもあるなど、物事にはいくつもの側面があるからです。それだけにデータ分析の判断は難しく、責任の重い仕事ですが、やりがいも大きいです。
最新サービスを日本マーケットに最適化させる
2020年からは、新しいサービスの企画と改善も担当しています。そのひとつが「スマートドライブスルー」。通常のピザのお持ち帰りは、注文したお客様が、ピザを受け取るために車を降りて店内までやって来ますが、これはその逆。スタッフがお客様の車までお届けに行くという、いわばドライブスルーのようなサービスです。
海外のドミノ・ピザでも同時に開発して提供したサービスですが、国によってお客様が求めるサービスには違いがあり、日本のマーケットに合うように最適化させています。ウェブページの見え方、現場でのオペレーション、お客様からの声など、さまざまな情報をもとに、部署の垣根を越えて協力し合いながら、新サービスを改善しています。
今、世界中がコロナ禍にあり、コンタクトレスサービスの価値は一層高まっていますが、コロナ終息後もお客様にとってメリットのあるサービスとして、日本で成長させていきたいと考えています。
「やりたい!」に挑戦できる。だから学びも大きい
グロースマーケティング課が行っているサービスにゴールはありません。時代に合わなくなったり、他社がもっといいサービスを出したりすれば、今、どんなにいいサービスであっても、悪いサービスになってしまう。だからこそ、私の目標は、一瞬たりとも足を止めることなく、もっと自分自身がマーケティングを深く学ぶこと。そして、お客様が使いやすいサービス環境を作っていくために、自分の「やりたい!」という挑戦を続けることです。この学びと挑戦を通して、ドミノ・ピザの売上アップに貢献していきたいとも思っています。
もちろん、貢献できるようになるまでの道のりには、成功も失敗もあるはず。でも、ドミノ・ピザは、社員の挑戦を応援し、成功と失敗の両方を経験させてくれる会社です。だから、学びが大きい。この会社で働く時間は、一生の財産となると確信しています。