できない理由より、できる方法を考える
大橋 麻衣
営業部 MIT(マネージャーイントレーニング)
※現役職 MGR(マネージャー)
2007年入社。1年目の店舗MGR(マネージャー)の中で最も成果を出した者に送られるROOKIE
MGR of the
SATGEを2012年に受賞。結婚、二度の出産を経て現場に復帰。現在は育児中時短勤務のため、MITという立場で、ベテランとしての経験を活かして若手の育成を積極的に行っている。
好きなメニューは「ドミノ・デラックス」。ひとりで映画に行くのが何よりのリフレッシュ法。
※2021年2月時点
時短だからといって、やりがいが減るわけではない
出産のために二度休職し、現場に復帰しています。最初の休職前は店舗MGR(マネージャー)として店舗を任されていましたが、現在は時短勤務のため、MITという立場です。本来、MITはMGRになるためのトレーニング期間の役職ですが、このかたちでの勤務を希望しました。実際、内容は今までの経験を活かして、MGR業務のサポートやクルーの教育をしています。
正直、最初の出産後は、MGRとして復帰したいという気持ちが強くありました。しかし、現実的に難しい。そのはざまでかなり葛藤しましたね。二度目の出産後は、時短勤務という条件の中で、MGRのフォローやサポートを徹底して、そこにやりがいを見出していこうと気持ちを切り替えました。MGRを経験している自分だからこそできることがあるのだと。
時短勤務であっても、自分がやりたいことや目指すべきゴールも同じですし、会社が求める仕事のクオリティは以前と変わりません。その期待がとても嬉しいし、何としてでも応えたいと思っています。
子育てを「制約条件」ではなくメリットにする
限られた短い時間の中で、いかに高いクオリティで多くの仕事をこなすか。これが自分の課題となった今、仕事の効率性を重視しています。育児も仕事も、時間との戦い。どちらも「時間がないからやらなくていい」という選択肢はないのです。そこで、自分が「やりたいこと」と「やらなければならないこと」の両方にうまく時間を使えるように工夫していることが二つあります。まず、常に時計を見ること。「今やっていることを〇時までにやる」と自分で決め、それを超えないようにこなしています。
もう一つは、コミュニケーションです。時計と睨めっこをしても、どうしても時間管理が難しいことやできないことは出てきます。その時は、自分で抱えすぎないようにMGRやクルーにお願いしています。そのために、コミュニケーションはとても大事。投げられた仕事ではなく、自分の仕事として相手にやってもらえるよう、一度自分でやって見せるなど、お願いの仕方や言葉遣いなどにも気を付けています。
クルーを教育する時には、一人ひとりの長所を見つけて、褒めること。そして、相手の表情を見て、心の中で感じていることに気づいてあげること。これらはまさに子育てと同じです。育児経験が仕事にも活かされるのならば、制約条件ではなくメリットなのかなと、今は思えています。
ドミノ・ピザだから家庭も仕事も両方手に入る
そもそも、出産後も復帰しようと思ったのは、家でじっとしていられないタイプだから。もちろん大変ではあるけれど、働く時間も家族や子供たちとの時間も両方欲しかったということです。
幸運なことに、ドミノ・ピザにはそれが実現できる環境と企業風土がありました。仕事に復帰し、子育てをしながらやりがいのある仕事ができることにとても満足しています。MGRの時は、とにかく自分のやるべきことに集中していましたが、今、仕事と育児を両立する中で、一歩引いて全体を俯瞰できるようになったと感じています。そうすることで、自分に対しても他人に対しても、冷静になれ、いろいろ気づくことができるのです。家庭では子供を育て、現場ではクルーを育てることで、自分も成長できましたね。
母親になると仕事を諦めてしまう人もいますが、ここには自分に合った働き方を選べる状況があり、母としての経験が活かせる環境があります。夜まで勤務の時、母が私の子供たちを連れてショッピングモール内にある私のお店にきて、仕事が終わるのを待つ間にピザを食べて嬉しそうにしている姿を見る時、幸せを感じますね。